Elementorの「アコーディオン」ウィジェットは、長いコンテンツを整理し、ページをスッキリと見せるための強力なツールです。しかし、コンテンツを開いた後もタイトルが同じのままだと、ユーザー体験(UX)として少し不親切に感じるかもしれません。
今回は、Elementorのネストされた要素機能を活用した「アコーディオン」ウィジェットで、開閉時にタイトルテキストを例えば「続きを見る」から「閉じる」へスムーズに切り替えるカスタムCSSを紹介します。
Elementorの「アコーディオン」ウィジェットは、長いコンテンツを整理し、ページをスッキリと見せるための強力なツールです。しかし、コンテンツを開いた後もタイトルが同じのままだと、ユーザー体験(UX)として少し不親切に感じるかもしれません。
今回は、Elementorのネストされた要素機能を活用した「アコーディオン」ウィジェットで、開閉時にタイトルテキストを例えば「続きを見る」から「閉じる」へスムーズに切り替えるカスタムCSSを紹介します。
閉じている時「続きを見る ↓」
開いている時「閉じる ↑」
Elementorの「アコーディオン」ウィジェットの標準機能では、開いている時と閉じている時で、タイトルのテキスト内容自体を自動で切り替える設定項目がありません。
しかし、ウィジェットが持つ「開閉状態を示すHTML構造」と「カスタムCSS」を組み合わせることで、この機能を擬似的に実装できます。
このカスタマイズは、新しいネストされた要素機能が適用された「アコーディオン」ウィジェット(HTML構造に<details>タグが含まれるもの)にのみ対応しています。
もし、ウィジェット内に他のウィジェット(例: 画像、ボタンなど)を配置できない場合は、以下の設定を確認してください。
コードの管理を容易にするため、まず対象のアコーディオンウィジェットにカスタムクラスを設定します。
accordion-title-toggle)を入力します。
次に、タイトルの内容に「閉じている時」と「開いている時」のテキストを両方記述し、それぞれにCSSで制御するためのクラスを割り当てます。
<span class="closed-text">続きを見る</span><span class="open-text">閉じる</span>最後に、カスタムCSSをウィジェットの「カスタムCSS」欄に貼り付けます。ステップを使用して、このウィジェット内でのみスタイルを適用します。
ここでは、ステップ1で*カスタムクラスに貼り付けた.accordion-title-toggle を前提にしたコードとなっています。
/* 外部CSSファイルなどに記述する場合 */
.accordion-title-toggle {
/* 1. 初期状態(閉じている時)の設定 */
.e-n-accordion-item-title-text .open-text {
display: none;
}
.e-n-accordion-item-title-text .closed-text {
display: inline;
}
/* 2. 開いている時(アクティブ時)の設定 */
.e-n-accordion-item[open] .e-n-accordion-item-title-text .closed-text {
display: none;
}
.e-n-accordion-item[open] .e-n-accordion-item-title-text .open-text {
display: inline;
}
}このカスタムCSSを適用することで、アコーディオンが閉じている時は「続きを見る」が、クリックして開くと「閉じる」というテキストに自動で切り替わるようになります。ぜひあなたのサイトのUX向上にお役立てください!